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2015年11月15日 (日)

「徴兵制はウソ」はウソ~『WiLL』の徴兵制論で思ったこと

今月号(2015年12月号)の『WiLL』で目にした記事「兵役を蔑み拒否する国は亡びる」。
これはこのブログのネタにできると思って買ったが、そろそろ書くとするか。

な~んだ。やっぱり徴兵制はあるんじゃないかwwwww
「近代戦はハイテク戦だから素人の出る幕はない」とか言いながら「兵役を蔑み拒否する国は亡びる」とか言うんだから。

最近この手の人たちが使うようになった新たな決まり文句。
「兵役を苦役と言っているのは日本だけ。外国では兵役は崇高な義務とされている」

それは分かる。だが都合に合わせて外国を持ち出す者は信用できない。控えめに言ってもこれには抵抗がある。

先進国で徴兵制を採用している先進国、スウェーデンやデンマークとか。これらの国は福祉大国としても知られるけど、そもそも保守を名乗る者は今まで何と言っていた?
「福祉国家とは社会主義国家」とか「福祉は精神の堕落」とか言ってたんだよ。
スウェーデンやデンマークとかを社会主義国家とか精神の堕落とか言っておいてそれらの国々を持ち出すとはどういうことだ?

それに、これらの国は汚職の少なさや女性の社会進出でもトップクラスだけど、保守派は今まで何と言っていた?
「汚職は国を滅ぼさないが正義は国を滅ぼす」とか「女は子供を生んだら仕事をやめろ」とか「女性の社会進出はマルクス主義」とか言ってたんだよ。

石破茂さんなんかは「兵役を苦役と言うのは外国ではどう思われるか考えた方がいい」とか言ってるけど、スウェーデンやデンマークでさっきのようなセリフを吐いたらどう思われるか考えた方がいいぜ。

ここで書いたことをウソだと思うなら、保守論壇誌及び産経新聞のバックナンバーを徹底的にくまなく調べてほしい。一発でわかるから。


「外国では兵役は崇高な義務とされている」、だからこそエルヴィス・プレスリーは歌手活動の絶頂期に兵役に就き、特別扱いを拒否して普通の兵士たちと一緒に辛い訓練を受けた。
エルヴィスが兵役に就き、訓練に耐えていた時、石原慎太郎は何をやってたんだよ?
ポコチンで障子を破ってたんだろうが。
こんな奴が今になって「アメリカが日本を堕落させた」?「若者を自衛隊に入れて鍛えろ」?
フザケんじゃねえぞこの野郎。
こんなクズが愛国者としてもてはやされているなら、そりゃ国防意識も低くなるわwwwww

「兵役を苦役と言っているのは日本だけ。外国では兵役は崇高な義務とされている」。これは100歩譲って受け入れてもいい。
ただし、石原慎太郎への糾弾、断罪が絶対条件だけどな。


今回のこの『WiLL』の記事、俺がこのブログで書いてきたこととずいぶんと共通点が多いな。
例えば

 欧米諸国は「ノーブレス・オブリージュ」の概念が強く、志願制であっても国家の緊急時、エリートは競って軍を志願します。

これは分かるね。このブログで何度も書いてきたケネディ大使のお父さんとか親父ブッシュとか。フォークランド紛争ではイギリスの貴族階級のセガレも何人も死んでいる。

イギリスで言えば、王族も軍人として戦地に赴いている(これもその記事内に書いてある)。第2次大戦中には軍のお偉いさんも死んでいる。マレー沖海戦は軍オタなら誰でも知っている。

で、日本。いつも勇ましいことを言っている保守系知識人で「自分はイザとなったら子供を戦地に送る」と言っている者はどれだけいるんだ?確かにこの記事の筆者は「国会議員も自分の身内を自衛隊に入れるべき。徴兵制の国では国会議員の子や孫は現役兵か予備役だ」と言っているけどどうなんだ?

とりあえずここまで。たまには意見が合うんだな。

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