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2015年6月20日 (土)

「徴兵制はウソ」はウソ~ナチス大好き石破茂さん

今週の国会で、徴兵制について問題になってますね。

今日(2015年6月20日 土曜)の産経新聞によると、19日の衆院平和安全法制特別委員会で石破茂地方創生担当相が徴兵制に関して
「今日的な軍隊では徴兵制を採る意味はない。これから先、徴兵制があり得るか。必要性がない以上、そういうことはない」
と答えたそう。

しかしその一方で
「『平和国家』といわれるスイスが国民投票で徴兵制の廃止を否決したことを指摘。自身が過去にドイツの与野党政治家から『ナチスを作らないため徴兵制を維持する。軍隊は市民生活の中になければならない』と聞かされたエピソードも紹介した。」
とも答えたそう。

次にこう続く。
「そのうえで『苦役とは思わない』との持論を真意を解説。徴兵制を苦役とする議論について「国際社会ではどう受け取られるかは念頭に置いたほうがいい」と、たしなめるように語った」

な~~んだ。やっぱり徴兵制はあり得るんじゃないか。
「近代戦はハイテク戦だから素人の出る幕はない」とか言いながら「先進国でも採用している国はあるんだから」と平気で言ってるんだから。


そして気になったのが、「自身が過去にドイツの与野党政治家から『ナチスを作らないため徴兵制を維持する。軍隊は市民生活の中になければならない』と聞かされたエピソードも紹介した」の部分。
これだけではこのドイツの与野党政治家の言葉の真意が分からないし伝わらない。産経紙上にもそれらしきことは書いてない。俺が分からないだけか?書いてあるとしたらどこだ?

石破さん、もしかしたら外国の政治家の言葉をつまみ食いして自分に都合のいいように解釈したんじゃないだろうな?絶対そうだ。それ以外に考えられん。
このドイツの政治家が、ナチスの成り立ちを知らないはずがない。

ナチスと聞くと誰もが瞬間的にヒトラーを思い浮かべるけど、ナチスという政党自体は第一次世界大戦後にいくつも湧いて出た政党もどきの一つで、ヒトラーは軍の任務でそれらを監視していた。その後の入党の経緯に関しては諸説あるけど。

「ナチスを作らないため徴兵制を維持する」の言葉を自分の都合のいいように利用する石破さんに騙される人が出ないよう書いておくが、初期ナチスの活動には軍人が多大な貢献をした。
その代表格が、ナチス版芹沢鴨とでも言うべきエルンスト・レーム。ミュンヘン一揆前までは現役陸軍将校で、息のかかった兵士を多数入党させた。
初期ナチスを支持した人々の中にはベルサイユ体制に不満を持つ軍人や元軍人が多数含まれていた。ヘルマン・ゲーリングは第一次大戦のエースパイロットでプロマイドが出回るほどの人気者だった。
ナチス最大の転機となったミュンヘン一揆には多くの軍関係者が含まれていたが、一揆の前に突撃隊は軍から訓練を受けていた。
そしてこのミュンヘン一揆で一番の大物と言えば、エーリヒ・ルーデンドルフ。最終階級は歩兵大将。大物中の大物だ。

石破さんの言うドイツの与野党政治家がこれらのことを知らないはずがない。「軍隊は市民生活の中になければならない」の言葉も彼が利用しようとしている意味とは違うと思う。


産経紙上の写真解説に「この後の国会審議で、徴兵制をめぐる民主党の印象操作に事細かに反論した」とあるけど、ツッコミどころ満載で反論になってないから。そもそもどこがどういう風に印象操作なのか答えられないだろwwwww

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