« オタク批判論者はポール・マッカートニー追放運動をやれよ ぱ~と2 | トップページ | パソコンを始めて丸1年 »

2013年11月23日 (土)

ポール・マッカートニー追放運動をしなかったオタク批判論者は醜悪

ポール・マッカートニー来日公演も終了しました。観に行けた人は語り継いでいくべき。マジで!
そして伝説へ・・・。

1966年のビートルズ来日ももはや伝説ですが、当時のビートルズ批判ももはや伝説です。そしてそれは、今のオタク批判と同じものです。

Securedownload今回も「ビートルズってなんだ?53人の“マイ・ビートルズ”」(香月利一 編 講談社)からの紹介です。今回は割と有名人。「伝説」の中でも比較的有名な方でしょう。
もしかしたらこの人、、教科書にも載ってるかもしれない。












北杜夫 - ビートルズの観客席

 七時半、ビートルズが登場するまで、会場はあまりわき立たなかった。なにか舞台と客席がしっくりこない。おびただしい警官の数と、ひんぴんと繰り返される主催者側の注意が、ファンたちを必要以上に金しばりにしたのかもしれない。
 しかし、写真によっておなじみのビートルズの姿が現れるや、悲鳴に似た絶叫が館内を満たした。それは鼓膜をつんざくばかりの鋭い騒音で、私はいかなる精神病院の中でも、このような声を聞いたことがない。
 口笛を吹く。「リンゴ!」とどなる。ハンカチを持った手をふりまわす。たしかにビートルズの音楽には、原始的な衝動をひき起こす何ものかがある。しかし肝心の歌声は、喚声によってほとんど聞きとれない。明らかに音楽そのものが目的ではなく、生きているビートルズそれ自体が目当てなのだ。彼らのちょっとしたしぐさ、たとえば手をふるなどの動作に、ファンたちは熱狂する。
 愉快そうに身をゆすっている青年、これは、この種の音楽を聞く態度であろう。しかし、私のわきにいた二人の少女の表情は、きわめて特徴的であった。熱狂とはほど遠い痴呆化した表情で、彼女は舞台をみつめている。それが、やにわに両手をふりあげ「キー」と叫ぶ。それから、ふたたびぐったりと痴呆の表情となる。
 過去、人間たちはさまざまな熱狂を示したが、その激しいものは必ず集団のそれである。人間は、おのれ一人の身の不安、自信のなさを無自覚のうちにも感じとっているのだろう。その不安は、ひとたび集団の熱狂の中に自分を投げ入れることによって解決される。みじめな個人から解放され、もっと大きな陶酔の中に羽ばたく錯覚が得られる。
 ビートルズのファンにもさまざまな段階があろうが、その一部は、あきらかに集団ヒステリーのそれである。彼らは、一人でビートルズのレコードを聞いて、あのように絶叫するであろうか。
 試みに生身のビートルズの演奏を、観客席に自分一人だけで聞いたとしたら、いかなる反応を示すだろうか。かたわらには身をよじる仲間もいなければ、叫びつづける仲間もいない。ファンたちは、こんな立場を最高の夢と思うかもしれないが、いざそれが実現したら、うそ寒い気持ちに襲われるにちがいない。
 ビートルズのファンの大半は、仲間を、自分とまぜこぜになって熱狂する集団を必要とする。すなわち、彼、あるいは彼女自身の弱さのゆえだ。独立するだけの力を持たぬからだ。
 ビートルズの演奏は、三十分で終った。客の大半が外へ去ってからも、席を立とうとせず、ハンカチを顔におしあてて泣いている女性がかなり目についた。
 会場を出ると、一人の泣きくずれる少女を、他の三人の少女が肩を貸して歩かせていた。カメラマンがそこを写した。少女らはすごい見幕でそれを追い、「そのカメラ返して!」と絶叫した。
 ファンたちよ、いくらでもビートルズを愛するがよい。しかし、会場を出て、私は、なにかむなしい感じにつきまとわれてたまらなかったのである。

(「東京中日新聞」 一九六六年七月一日)


「私はいかなる精神病院の中でも、このような声を聞いたことがない」
この北杜夫先生は精神科医でもあるというのは知られたことですが、ビートルズファンを精神病呼ばわりですからね。現在の精神科医もマンガ・アニメ・テレビゲーム好きを精神病呼ばわりする。
それに「仲間を、自分とまぜこぜになって熱狂する集団を必要とする。すなわち、彼、あるいは彼女自身の弱さのゆえだ。独立するだけの力を持たぬからだ」なんて全く今のオタク批判、若者批判と同じです。これで証明になったでしょう。

そういえば、オタク批判を売りにしてきた斎藤環センセイも精神科医。新聞や雑誌に露出して若者批判やサブカル批判を繰り返す精神科医にはロクな奴がいねえや。そうでしょ?和田秀樹さん?小田晋さん?

メディアに露出して、か?ついでに局部でも露出すればいいのにwwwwwストリーキングでもやれやwwwwwwwwww

« オタク批判論者はポール・マッカートニー追放運動をやれよ ぱ~と2 | トップページ | パソコンを始めて丸1年 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

オタク批判批判」カテゴリの記事

コメント

知識人と 言うのは 何でもかんでも 学識的な 物事を 判断し 直ぐに 解明追求する
習慣があるみたいで スターだけの 問題ではなく この世の中に 科学では 解明出来ない 不思議な事があると言う事を 学ぶべきで 何でもかんでも 分析するのはやめろ
ビートルズファンと 熱狂は それだけの 音楽が 人々の心に 浸透するだけの 魅力があるわけで そういう人達の存在は めったに関われないわけで 今まで 思いはせていた 永遠に合えないとあきらめていた人が 目の前に 現れ 自分が愛してやまない
曲を 生で聞けば それは 発狂して当たり前 其れに ビートルズの チケットは
それなりの 闘争があるわけで 簡単に 手に入るわけでもなく 色んな思いが
はじけて そういう現象になるんでしょう めったにあえない人 もう会えないかもしれない人だと
思うから その瞬間は 自分の存在を 気づいてほしいために そういう声で意思表示しているんでしょう

ののさん
コメントありがとうございます。

夢中になれるもの、熱狂できるものがあるのは素晴らしいことです。
が、世の中にはそれを否定して喜ぶ者がいるのもまた事実です。そういう者は何年後、何十年後に笑い者になるだけですが・・・。

この記事へのコメントは終了しました。

« オタク批判論者はポール・マッカートニー追放運動をやれよ ぱ~と2 | トップページ | パソコンを始めて丸1年 »

フォト

リンク集


  • 「魔女っ子メグちゃん」への愛に溢れるページ「Little Witch Kingdom」はこちらからどうぞ。
2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

ツイッター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ